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2024/05/19 01:28 |
十二国記読んだ




地震発生後私はテレビをひたすら眺め、いつまで経っても落ち着くどころか被災状況は最悪がさらなる最悪になる一方でので現実逃避に本をたくさん借りて来ました。


読むのは4日くらいで終わったんですが荒ぶって今も原稿やって無くてすでに諦め方向です。はは、わらえねー。
どうも3月はよしはら、やる気も無くなる上に責任感も一切無くなるシーズンみたいです。
漫画原稿落とす気がする。




【十二国記】
●風の海 迷宮の岸
●東の海神 西の滄海
●風の万里 黎明の空
●図南の翼
●黄昏の岸 暁の天
●華胥の幽夢
●魔性の子

【香月作品】
●僕とおじいちゃんと魔法の塔1、2



以上です!



十二国記を初めて読んだのが去年の秋、最初の「月の影 影の海」ですが、それだけでもうどうしようもなくはまってしまって、感動しました。
人が死ぬシーンで大抵のお話は泣けてくるんですが、この話は人が死ぬと言うその人の人生一大シーンではなく、ちょっとした、でもその人にはおおごとなところでぶわっと泣けてしまって。
ただの女子高校生がいきなり連れて来られて放置、しかもパンピーには絶対倒せない逃げることも不可能な妖魔に毎日毎日命を狙われ、ヒンマンの冗裕と剣、宝珠のみを頼りにたった一人(としか言いようがない)でこちらの世界を妖魔を殺して戦い、人にやさしくされた後には必ず裏切られて誰も信じない、頼れるのは自分だけで妖魔を殺し、「ケイキ」という人を探して野宿するっていう。しかも持ち物は剣と宝珠のみで食べ物は一切無いわ昼夜関わらず妖魔は襲ってくるわでまあ落ちるとこまで落ちるよね。それが楽俊に出会って変わるんだよ。なんだか感動してしまった。そのあと登極するまでも好き。楽俊と再会するのも、王だとわかったときも、延王と一緒に戦う時も。最後の、景騏と再会して契約を形だけ、もう一度かわすのも凄い好きだった。



まあそんなこんなで、即座に次の巻も読むつもりが図書館に無かったから諦めて、ふと3月前に読みたくなって他館貸出してもらって今に至ります。



読んだ順序は 月影→風の海→万里→黄昏→図南→華胥→東の海神→魔性 でした。



万里で陽子が更に成長して、しかも仲間を得て初勅を出してかっくいー。義勇軍にまじって戦う時、涼しい顔して使令でものっそい戦力になってるわ冗裕相変わらず超しっくりさんだしですごいすきだ。昔の「いやあああ!殺したくない逃げたいやだああああ」って言って目をつむって震えていたお嬢さんはいずこ。人殺しが板に着いている。
黄昏では更に更に成長して、延王に喧嘩ふっかけて六太の援護射撃で延王に勝ってはんぱないことになってる。しかも今んところ雁、才、恭、芳、戴、範、漣とは一応関係無くは無いし、登極3年でこの国の数は恐ろしいんじゃねーの。そのうち奏が加わるね。うん。
もう男前だしうええええ陽子おおおおお。

 

黄昏読んでから魔性の子だったのですごく使令のあばれっぷりが(笑)
黄昏だけだと私は思ってたので、高里くんが連れて来られた時、あるぇーーー??なんかいろいろカットしたかんじ、もっと蓬莱のことやるべきと思ってたら一冊あった(笑
そちらを読むと、呪いの意味がよくわかりました。本当に自然な運びでもどかしいくらいで、そして恐ろしい。まさか家族も殺されていて、しかも学校全焼とは…。もう。しかし陽子は何かアドバイスをすべきだったのでは。この町にいる、ってなったときに、学校探せ、とか…あ、そしたらみつかんなくなるか…ううん。それにしても廉麟の尋ね方がもどかしくて。
高里君サイドでは一生懸命記憶を思い出そうとしてて連想ゲームのくだりが好きです。魔性の子は本編第一巻「月影」よりも一年早く発売されているのにもかかわらず、突然連想ゲームで「王…泰王、麒麟、、登極、契約…」とかわけのわからんことを言いだして、当時は読者も全部置き去りの理解不能だったんでしょうが約十年後、たそがれを読むと感動ですよね!!あっけにとられるほど、当時から構成が出来ていたと。それまでに様々な話を経ての黄昏なのに……!!驚きました。
黄昏までしか読んでない時には、泰麒むっちゃかわあああああって思ってたのがまじで。うん。納得だよね。これは多分、月影を別サイド…景麒側から見ても同じだけの変貌っぷりですよね。しかも納得のいく。むしろ変化が無い方が不自然な。
やーすごい。

 

ところで、私は陽子が好きなので図南は結構どうでもよさげに読み始めました。
しかし我らがイケメン利広さんが登場した前後かな、それくらいにはすでにもう夢中でした。
素直に昇山したのは堯宗さんだけだったし、あの人延王に次ぐ剣客だし破格に強いからあんまり昇山の大変さがわからなかったけども、珠晶の昇山ちょう面白い。いや大変なんだけど、利広の存在が私にははっきりとはわからなくて、でも奏から来ていてすうぐ持っててこの態度のミステリアスで優しい頬笑みって一体何なの…(心わしづかみだよね)最初は宗王かと思ってたんですが、宗王も放浪癖あるのはさすがに六分の一王様放浪てどうなの陽子も下界好きだからどうなのて思っててですね。しかもこれまで読んだ話では麒麟が一切登場しない話は無かったので、私の中で勝手に十二国記は王と麒麟が登場しないとだめだろと思ってたんですが。
しかし、麒麟が一切登場しなくてもとても面白い物語で。
珠晶は賢いけど子供な部分もあって、利広はおにいさんだけど優しいだけの人じゃなくて(むしろいい人かどうかあやしい)頑丘との掛け合いがうぼおおあああってなった(意味分からん)
後で東の海神を読んだ私は真君の登場に、個性の濃いキャラだなまた登場しそうと思ってたら既に登場済みで含みのある言い方してて意外と冷たい人だったからなんなんだよと思ってたらまあそういう過去なら仕方ない。しかしタイミングのいい…。そして更夜はイケメン。
この話ではラッキーがあるとすぐにこの幸運はなんなんだろう、となるのですが、私はそこがすごく好きでした。なにかにつけて、冷静で経験豊富な大人たちはついてる、都合よすぎる、これは…と、いぶかしみ、そして幸運がすぎることから珠晶が王であろうと判断する。ここも好きなんですが、珠晶が馬車から下りて助けにむかうシーンや、そこに至るまでの、妖魔が出てしまった、このまま追いついたら関係の無い人まで殺される、そんなことは避けなければ、という思考や、頑丘から得た知識を発達させ自分で解決策、行動方法を思案するのも好きです。
自分がおとりになるってハッキリと言えるんだぜ。しかも従者は妖魔が自分に向かってくるより珠晶に向かって行ったことの方が怖かったんだぜ、何なの一体。
その後も塚をぴしっと作ったり本当凄い。12歳で登極するだけあってものすごい考え方。大人もびっくり、そして助けてもいいと思える。
可愛いのは頑丘が気に入っちゃって、親方にしてちょうだい、とか、臣下になってね、って言うところ。家族を捨てて来ただけあって覚悟はあるし、その分頑丘がお父さんみたいでさ。離れたくないみたいな言い方に聞こえて可愛かったっす。その後どうなったか気になる頑丘さん。臣下になってるか黄海と王宮往復する90年かな…どっちにしろ仙籍入って無いと珠晶が泣くな。
最後のひっぱたくのもすごく…恭らしいです…(恭主従はビンタのイメージ)

 

 

 

 



 

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2011/03/20 00:15 | Comments(0) | TrackBack() | 感想・レポート
大江戸妖怪かわら版感想と拍手お返事




以下むっちゃ長い大江戸妖怪かわら版1~5の感想始まるよ~!!


先に拍手お返事!

>>和泉さん
ぎゃん…!!すみませんなんだか…!!
でもほんとうにちょっと迷っていたのでそう言ってもらえてうれしいですありがとうございます!
もしスパコミに出せなかったら自家通販でもなんでも新刊出します気合い気合い!!
龍さんに関しても意見が一致してうれしいです、妄想の幅が広がって楽しいですよね~!

 


2011/02/27 21:44 | Comments(0) | TrackBack() | 感想・レポート
下町不思議町とRED




関係ないけどアップロードだけしてあったKATANA絵。





ちわー吉原です。先日某さんが香月先生作品チャット開催してくださったので意気揚々と10分前から待機して遊ん

できました~そして主催様より先に入るっていう。
そこで結構みなさん妖アパ以外にも読んでるんだなと思い、おススメしてもらった作品を翌日図書館でガッと借りて来ま

した。

・下町不思議町物語
・大江戸妖怪かわら版

あと僕とおじいちゃんと魔法の塔も薦めてもらったんですが、無いみたいで他館から取り寄せ待ちです。

そんで読みつつ読みつつ映画RED観て来ました~。ちょうかっこいい。惚れる。じじいなのに惚れる。

 

ところでNO.6がアニメ化らしいじゃん。
妖アパは漫画化らしいじゃん。

最近児童書ブームなん?



以下不思議町感想。
 


2011/02/27 16:49 | Comments(0) | TrackBack() | 感想・レポート
あけおめ&「タイムラッシュ」(/神永学)感想


新年明けましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりました。今年もこんなぐだぐだサイトですが、どうぞよろしくお願いいたします。

わ~いあけおめ!
ご挨拶遅れました!
三が日完全ヒッキーだったけど昨日やっと初詣行ってきました~。おみくじ引いてさっさと帰宅するというヒッキーぶりでございます。

三が日は機動戦艦ナデシコ観まくったりバクマン観まくったり相棒観まくったりテレビから離れませんでした。


サウンドオブミュージック面白いですね~。ドレミの歌の原点を見ました。



あと神永学さんの「タイムラッシュ」読みました。

店頭で「カッコイイ探偵!キャラが立ってる!」みたいなポップと新潮文庫が激しくプッシュしてきたのでパラ読みしました。新潮文庫なのにラノベ風な気がすると思って他の文庫から同じ作家さん探したら大変納得しました。八雲の方だったんですね!
それなら面白かろうと買って読みました。

女の子とくっつくオチはそこまで好きではないし、秋にひたすら同じ推理?探偵?まあいいや私が同じカテゴリーとして見てた京極堂シリーズと比べるとうん比べるのはおかしいんだけど、つい犯人が分かりやすくて展開も分かりやすくていいと思いました。

じゃなくて私は榎木津以上にキャラが立ってるカッコイイ探偵を勝手に期待していたので失敗しました。
私の中では最高の探偵キャラです

以上、まとめずに終わる。

2011/01/05 16:23 | Comments(0) | TrackBack() | 感想・レポート
【僕のやさしいお兄さん/今市子】あっ風邪治りました~ 

御無沙汰してました?

してたかちょっとよくわかんないですけどこんにちは吉原です。
二回風邪引きました。

感動的なことに最初は喉風邪でしかも熱も無くただただ喉がひたすら痛いって言う風邪だったんですけどそれが直った瞬間イチョウ風……じゃなくて胃腸風邪になりました。
あれってすごいですねーある夜気持ち悪くなって気持ち悪くなって吐いたら熱がガンガンに出てそのまま寝まくったら2,3日で完治しました。やーもうだーっときてだーっと帰って行きましたね(どこにだろう


貴重な体験したけどもう二度としたくないです。


===================


それと友達の友達に薦められて「僕のやさしいお兄さん」/今市子 読みました。

今市子さんが好きでBLも好きッて言う方は是非とも!!是非読んでください!今市子さんです独特の雰囲気ででもBLですよおおおおお


色々と文章描こうと思ったけどアマゾン行ってレビュー読みまくったら私のへたな説明よりわかりやすい文ばっかで満足したのでそっち読むとすごく分かりやすいと思います。

あーでもみなさん今市子さんを知っていて、その独特の複雑さ、シリアスなのにコメディ、などなど魅力を知っているからこそ読んだのであったら初めて今市子さんを読むと言う方にどうおすすめしていいのかわからん。

とにかく絵が今風ではないけど美しい!ほんと美しい。ストーリーはさらっと読めるものではなく、噛めば噛むほど味が出ると思うととってもとってもとっても楽しめます。展開はじらしすぎでこっちが悶え転がるほどですが、だからこそ二人が良い感じになるとものすごいテンション上がる。
新刊がマチキレナイデー
でもいつ出るのかなーはははは。
誰か読んでー!

友達の友達に薦められたので、その友達にも薦めたところ大変満足したみたいですふふふん。


今市子さんは百鬼などのミステリしか読んだことなかったのですが今回BL読んでみて既刊も買う気でいます。
百鬼読んでる人が「僕の~」読むと絶対百鬼の主人公の律そっくりやんけ!と思う。かもね!
私は律を思い出して笑ってしまった。
 


2010/12/11 19:59 | Comments(0) | TrackBack() | 感想・レポート

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